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【わくわくキャリコン図鑑】第一回 平山さん

平山(ひらやま)さん

40代からのゼロスタート!人生をかけてやってみたいと思ったこと

アパレル業界一筋で働かれてきた平山さん。20年以上勤めた業界を飛びだしゼロからキャリアの仕事を始めています。
しかし、キャリアコンサルタントの道は思いの外険しく、茫然と立ちすくむ日々。未経験で始めたキャリア支援の道を開くために必要だった3つの要素は伝える力・分け合う力・広げる力です。
副業という形でキャリア支援の仕事をスタートし、高校生向けプロジェクトのメンバーとして活躍するまでのヒントを取材しました。

<これまでの仕事>

ファッション好きを突き詰めてアパレル業界で25年。

昔からファッションが大好きだった私は、アパレル業界の老舗企業でキャリアをスタートさせました。最終的な目標はみんなが憧れるVMD。ショップの内装や店内のレイアウトなどをプランニングし、お客様に商品を魅力的に見せる売り場作りをする仕事です。夢は大きく意欲は溢れていましたが、理想に反して売れない販売員時代が続きます。それでも、私を信じて見守ってくれた先輩たちがいて、そのことが支えとなりました。必死に工夫を繰り返すうちに、優秀販売員賞を頂きました。その後、自分が店長としてマネジメントした店舗が売り上げ全国NO.1に。おかげさまで目標だったVMDの夢も叶えることができました。

<きっかけ>なぜ、全く未経験のキャリコンの仕事を目指そうと思ったのか?

人の可能性を信じて、やりたいことを応援したい

仕事を辞めようと考え始めたきっかけは、時代の変化です。会社が店舗販売からウェブ販売へ戦略を切り替えました。そうすると、私が求められる仕事も人の育成からオンラインショップの運営へと変わっていきました。現場から離れ、お客様やスタッフとの関わりから遠ざかる日々。気が付けば「今後の人生、この道で後悔はないの?」と自分に問いかけるようになっていました。販売の現場でスタッフたちと接していた時も、ライフワークとして地元の中学生と交流する場面にも、目の前の人たちの持つたくさんの可能性の種を信じて、やりたいことを応援したいという気持ちがありました。いつの間にか「夢を現実にするお手伝いがしたい、それを仕事にできたらいいのに」と考え始めていました。結果、私の場合、まずはやってみよう!というチャレンジ精神が止められず、思い切ってアパレルを辞める道を選んだのです。

<キャリコンへの一歩目>

仕事が見つからずに大迷走時代へ

それから求人を探したのですが、思い描いたような仕事がないわけです。「どうしよう。これは困ったぞ」となりました。困惑しながらも、とにかく周りの人に「人をサポートする仕事がしたい、若者支援がしたい」と言いまくっていました。そうしたら、「『キャリア教育』っていうのがあるよ」と教えてくれた人がいたんです。『キャリアコンサルタント』という資格を知ったのはこの時でした。全く未知の世界でしたが、それを目指してみようと思い立ちました。最初からキャリコンのことを知っていてこの道に進んだ訳ではなく、やりたいことの先にあったのが『キャリアコンサルタント』だったのです。今思えば、合格の先は何も考えてなかったですよ、私。キャリコンに合格してからの方が、袋小路にハマったような気持ちになりました。そもそも求人は少ないし、大学のキャリアセンターを受けても未経験では受からないし、もう、途方に暮れました。「この業界、未経験だと入口がないんじゃないの~」と叫びたい気分でした。

<伝える>やりたいことを口にし続けていたら、周りが応援団に

キャリアラボはもちろんですが、週三でお世話になっているもうひとつの会社も私の想いを応援してくれて、副業に関しても理解してくれています。私のやりたいこと、目指していることを全て受け止め、その上で私の接客スキルを自社のために活かしてほしいと言ってくれています。その職場の仲間たちが私の夢を全力で応援してくれました。国家試験の前は「残業しなくていいよ」とフォローしてくれたり、自分たちにしわ寄せがいっても嫌な顔ひとつしなかった。その思いの一つ一つが『頑張る源』になりました。個々が相手を思いやり、良さを掛け合わせることでチームが強くなる。アパレルで経験したことの答え合わせというか、私自身の求める姿はやっぱりこれだと思って、働きながらの勉強も頑張れました。今でもそうですが、『やりたいこと』を言葉にして伝え続けるのは大事だと思っています。そして、応援し合える関係性もとても大事なことだと。支えて下さる周囲の方々には本当に感謝しています。

『やりたいこと』と『できること』が次の仕事につながる

キャリアラボの存在も『やりたいこと』を伝えている中で、知り合いから紹介されました。そこからいろいろ調べて、「やっぱりここだ!」と思って、すぐに「講師として若者支援がやりたい」という熱い思いを松田さんにぶつけたんです!見事玉砕しましたけどね~。そこで言われたのは、「『やりたい、やりたい』だけではダメだよ。目の前の人に何ができるかも伝えないと」ということでした。やりたい気持ちだけで突っ走っていた私には目からウロコでした。松田さんと話をする中で、自分のこれまでの経験がキャリコンとしての武器になることに気付きました。アパレルで人材育成の仕事に関わり、社内研修は250回ほど実施、指導したスタッフは約2,000名。最初は「大丈夫かな?」と思うくらい不器用なスタッフが変わっていく様子をたくさん目の当たりにしてきました。本当に変わるんです!キャリアコンサルタントも、自分が培ってきた人を育てるノウハウや信じるスタンスは活きているなと再確認したのです。そこからは少しずつ、チャレンジの機会を増やしていきました。

<分け合う>一人で無理せずに、周りに相談する

正直、この仕事は正解がない仕事だと思っています。正解がない、とはいえ最初は何が正しいのかずっと不安でした。不安だと自信もなくなり悪循環。経験が少ない分、どうしたらいいのかわからなくなることもたくさんありました。その中で見つけた答えのひとつが、一緒に学びを深めたキャリコンの仲間に「素直に相談してみる」ことです。お互いを尊重できて、自分にはない部分に触れて、刺激をもらえる仲間の存在は貴重です。仲間がいるからこそ、くじけそうでも自分を奮い立たせてやって来られた気がしています。いろいろな知識、体験を分け合い、お互いの成長に変えていける仲間がいることは私にとって大きな支えとなっています。そんな仲間から学べることも、キャリアラボのいいところなのではないでしょうか。

<広げる>Twitterをきっかけに広がった新しい世界

「平山さん、一緒にやってみませんか」松田さんからスペースのお誘いがありました。キャリアラボって何だろうと興味を持った方が集えるTwitter上の場づくりです。初めのうちは緊張して、プレッシャーも感じていました。上手く話を進められなかったらどうしよう・・・でも、その心配は不要でした。松田さんが楽しそうに話す声が聴けたり、毎週(今は月イチですが)集まってくれるリスナーの皆さんがいたり、知らないうちにスペースの時間が楽しみに変わっていきました。次はどんなテーマで話そうか、頭を悩ませるのも幸せな時間です。それにこのスペースは私に新しい可能性をもたらしてもくれました。このことがなければ、塩漬けになっていたTwitterアカウントを動かすことはなかった。Twitterを通じてたくさんの方々と繋がることもなかったと思います。少しのきっかけで驚くほど変化がありました。だから、聞いてくださっている皆さんにも、ぜひ参加してお話してほしい。発言者にリクエストされたら、ぜひ勇気を出して一言ください。この先、スペースから広がる世界、考えるだけでワクワクしますね。

<今の仕事、これからの仕事>

副業キャリコンとして活躍する未来を描いて

今、私はキャリアラボで副業キャリコンとして活動しています。専業でキャリアコンサルタントのお仕事をした方が、吸収も早いし効率的とも言えるのかもしれませんが、週に三回は別のお仕事をする、私にはそのペースがしっくりきています。もうひとつの仕事も好きなんですよね。どちらの仕事も、チームで働くやりがいを私にくれます。モチベーションアップには欠かせない要素なんです。この先、バランスが変わってくるかもしれませんが、今はこれが私の最適解。キャリアラボで高校生支援のプロジェクトに関わることになり、あと一歩でキャリコンの夢が叶えられる。未経験では『絶対に開かない』と思っていた重い『扉』がもうすぐ開かれそうなんです。想像できますか?諦めなくて良かったなと心底思っています。本気で人の成長を信じて、夢の実現のために寄り添い続ける。その想いを忘れずに、知識やスキルを磨いて副業キャリコンとして活躍していきたいと思っています。

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